( about )

About

The longest fermenting table
ようこそ発酵都市へ。ようこそ世界最長の発酵晩餐会へ。

2018年11月3日~11日の9日間に渡り、地域資源を「発酵」させることを目的に湯沢市と近隣地域を巻き込んで開催したイベント「fermentators week」には2,000人もの人が集まり、個性を醸す人― fermentator ―の共演/饗宴を堪能しました。
続いて2019年3月2日〜3日に湯沢市岩崎と小安峡を舞台に開催された「fermentators week winter edition」では、48時間・30名限定で発酵の最前線を学ぶフードツーリズムを実施し、氷点下の雪中晩餐会では発酵の神秘に迫る感動と革新のディナーに参加者は舌鼓を打ちました。2019年8月10日には、「国登録有形文化財・山内家住宅」を中心としたエリアで、650mのロングテーブルとイスを並べたスペシャルなダイニングスペースを出現させました。

そして、2021年夏、約2年ぶりに「fermentators week」のロングテーブル発酵晩餐会が帰ってきます!
ぜひ皆さまのご参加をお待ちしております。

fermentators week

個性を醸す人(=Fermentators)を増殖させる、
ファーメンテーターズ・ウィーク。

ファーメンテーターズ・ウィークとは、秋田県湯沢市で2018年11月にスタートした「発酵醸造」をテーマにしたイベントです。季節ごとに年4回、さまざまな企画を持って開催しています。

「発酵醸造」をテーマといっても、単にお酒や味噌醤油、漬物だけでなく、地域にある様々な資源を「発酵」させ、その価値を再創造し、広く発信&体験していただける場とすることを目的としています。そして、本イベントに関わった多くのFermentators(個性を醸す人)とともに、「発酵」を核とした地域発展のあり方を模索していきます。

Vision

発酵都市として世界に記憶される湯沢へ。

個性的地域は一夜にしてならず。「fermentators week」がどんなに素晴らしいイベントになったとしても、また、この機会から新たな事業が生まれたとしても、継続性なしには地域にとっては価値あるきっかけになりませんし、より際立った個性には当然なり得ません。 これまでの経験からも、一過的な催しでは地域外の訪問者はおろか、地域内の共感やサポートも得られることはできません。

2018年からはじまった「fermentators week」は、最終的に、企画・運営・実施という三段階のプロセス自体を、“発酵都市”という切り口を世界に発信するまちづくり・個性づくりの根幹を成す活動へと昇華させていきたい、そう考えています。 個性のない地域は、いつか消えゆく運命にあります。逆に言えば、個性が発揮される地域には、世界中から人や情報が集まり得るということでもあります。

発酵は湯沢の個性であると同時に、発酵というプロセスには、湯沢がより個性を醸していくための多くのインスピレーションがあるはずです。このイベントを通じて、関係者一人一人の個性と想像力が持続的に醸成されていくことが、地域が生き長らえることにつながると考えます。

  • Member

    京野 健幸 / Takeyuki Kyono

    株式会社reblue 代表。株式会社協同企画 常務取締役。酒造所や味噌醤油醸造が山積する湯沢へ7年前に移住。県南のホテル運営に携わる傍ら、地域のお祭りや行事に積極的に関わり湯沢に埋もれる価値の再発掘に取り組んでいる。2013年からは「JOZOまにあくす」と名付けた、日本酒の深みと旨みを提唱するイベントの代表として活動も。

    本村 拓人 / Takuto Motomura

    株式会社reblue 代表。株式会社Granma 代表。小規模でありながらも地域の創造性を引き上げる“クリエイティブ・ワン・ブロック”(=創造区)の企画・設計・運営を専門とし、中国、インド、東北地域にて展開。2017年3月よりヤマモ味噌醤油醸造元/高茂合同合名会社7代目・高橋泰氏と共に、発酵を切り口とした観光ツーリズムの開発に着手。2018年3月の旧醸造試験所第一工場(東京王子)で開催されたF3(Fermentation Future Forum)にて、日本が誇る発酵業界の先駆者と共に複数の分科会にファシリテーターとして参画。